福島県出身。福島県立福島高等学校 卒業、福島大学大学院音楽教育専修(作曲・指揮)修了。
大学在学中より竹澤嘉明氏の指導の下、声楽研究会学内オペラ公演を指揮してオペラ制作の魅力に触れる。
2001年、オペラ「乙和の椿」(作曲:原 嘉壽子)の上演で副指揮者を務めたことをきっかけに、本格的に指揮の研鑽を積み始める。
これまでに嶋津武仁、故K. レーデル、井上宏一、本多優之(指揮法)の各氏に師事。下野竜也氏によるマスタークラスを受講するなど国内、そして欧州においてマスタークラスを受講しディプロマを取得。
オペラ分野では、副指揮者として各地のオペラ公演に携わり、レパートリーを広げてきた。現代の邦人作品にも意欲的に取り組み、金光威和雄作曲の新作オペラ「いのち甦る」初演では、作曲家自身に「よく研究された上で的確な指揮」と評された。
2016年、スタラ・ザゴラ州立歌劇場(ブルガリア)にて「椿姫」を指揮、欧州にてオペラデビューを果たす。2017年、福島市政110周年記念事業オペラ「乙和の椿」を上演し、『音楽の友』誌上にてオペラ評論家の岸純信氏から好評を受けた。
管弦楽分野では、ドレスデン音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・ジャポン、名古屋芸術大学コンサートなどに出演するなど各地で活動をしている。これまでに、ルーマニア・ラジオ・シンフォニーオーケストラ、パザルジク交響楽団(ブルガリア)などを指揮。
現在、福島東稜高校芸術科教諭・福島県立医科大学非常勤講師。
(2023年12月現在)