楽団紹介

オーケストラ・フィルジッヒは、福島県に縁のある器楽奏者を中心に2003年に創立された、非常設のオーケストラです。

諸事情により恒常的なオーケストラ活動が困難な人、音楽教室の講師、各地の市民オーケストラに所属している人などにより構成され、音楽を愛する人の新たな交流の場となっています。
そして、限られた練習回数の中で、より質の高い演奏を行うことを目標に活動しています。

芸術監督に作曲家で福島大学名誉教授の嶋津武仁氏、常任指揮者に福島市出身で新進気鋭の高橋裕之氏を迎え、2004年2月に初の演奏会を開催。
以来、バロックから現代まで、交響曲からオペラまで、様々な時代・ジャンルの曲に取り組んでいます。
2014年2月の第10回演奏会ではベートーヴェンの「第九」を、福島市内の高校生を中心として編成された合唱団コア・フィルジッヒと共演、大きな喝采を博しました。

楽団名となっている“フィルジッヒ(Pfirsich)”=桃は福島の名産品です。
その花が美しく咲き、香りが風に乗って届くように、また、その果実の芳醇な味わいが人を喜ばせるように、当楽団の存在が、音楽を愛する全ての人々にとって歓迎されるようにとの願いが込められています。

★常任指揮者 高橋 裕之 プロフィール